宝台院は、徳川家康公の側室お愛の方(西郷の局)の墓所であり駿府における徳川家の菩提寺です。
西郷の局は、27歳より家康公に仕え、浜松城にあり、三方ヶ原の戦い、設楽原の戦い、小牧長久手の戦い等、家康公が最も苦難にあった時の浜松城の台所を仕切った人で、三河武士団に最も人望のあった糟糠の妻だった方です。また、二代将軍徳川秀忠公、尾張の松平忠吉公の生母でもあります。
宝台院本堂内陣は天井の高い本堂で、本尊の両脇には徳川家康公の旗印で使っていた「厭離穢土」「欣求浄土」の文字が並んでいます。本尊は白本尊と呼ばれ、芝増上寺の黒本尊と共に家康公の守り本尊となった阿弥陀如来立像(国・重要文化財)です。白本尊と呼ばれる由来は、金箔の下に白い胡粉が使われていたからと言われています。
若き日の家康像として注目されている家康公の自画像(市・重要文化財)も所蔵しております。
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